インフルエンザと駅伝

クラスに10~15%のインフルエンザ感染の疑いのある生徒が出れば、学級閉鎖。
学年に2クラス学級閉鎖が出ると、学年が閉鎖となる。
そして、2学年にわたって学年閉鎖が出ると休校。
学級閉鎖のクラスの生徒は部活動に参加はできないし、対外試合に出ることももちろん禁止になる。
今年、春のインフルエンザの猛威は学校教育活動に様々な影響は及ぼし、自分自身にいろんなことを考えるきっかけをくれた。

県の委員長をしている高校の生徒たちが学校外の競技場に集まり、部長が出した指示に従い練習をおこなっていたということで、委員長が校長会で厳しく指導を受けた、という事実もあるほど、春には「教育における部活動の意義」をいろいろ考えた。
顧問は部活動で生徒たちに何を教えようとしているのか。
ひょっとすると、顧問自身の欲望のために生徒を使っているのではないかと、とらえられるような醜態も見え隠れした。
勝つためならば、ルールは関係ない、とする指導者の姿勢を、純粋な子供たちは鋭く感じているはずである。

学校に登校できず、みんなと一緒に、いつものように練習ができない。
でも、大切な試合当日は、刻一刻と近づいてくる。
練習内容も自分で考えなければならず、どんな風に練習を組まなくてはいけないかも自分で考えなければならない。ひょっとすると、悩んだ挙句、電話をかけてくる生徒がいるかもしれない。

「自分で考えなさい」

1年生が、今日で7日間、部活ができずに過ごしたことになる。
先週土曜日の試走もできず、この1週間どんな時間を過ごしたことか知る由もない。
まったくの自由な時間の中で、体調や勉強、そして駅伝のための走る練習をどんな風に考えることができたのか、つまるところは、これまでの時間の中で、自分が生徒たちに何を教えることができたのか、が問われるということになるのだ。

明日から、今度は2年生が1週間の学年閉鎖。

まとまって練習できない今年の部活動は、ある意味、今までで一番面白いものになっているかもしれない。
by saitoru1960 | 2009-10-14 14:37 | いろいろ

心動かされたことを忘れぬように


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