カタールで

2022年W杯開催国のカタールが 「レギンスはズボンと見なさない」
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中東のカタールが2022年W杯開催国に決定したが、国際サッカー連盟のブラッター会長が「カタールを開催国にしたのは間違いだった」と、言ったとか言わなかったとか物議をかもし話題となった。そして今度は「カタール側がW杯の観戦客向けに提示した服装規定やルール」に海外ユーザーから大反響が起きているのである。あなたは一体どう思うだろうか?

「イスラム文化を尊重して」とキャンペーン開始
中東に多い保守的なイスラム教国では、肌の露出を控えた服装が一般的で、特に女性は外出時、顔や髪を覆い隠すブルカを身に着けなければいけない。イスラム教国であるカタールも例にもれず、2022年に開催されるW杯に向けて、イスラム文化センターが「The Reflect Your Respect(尊重する心を示して)」と題したキャンペーンを開始した。

レギンスはズボンではない!
文化センターが制作したパンフレットの “観光客の望ましい服装” 規定には、「公共の場では、肩から膝までを覆う控えめな服装を心がけてください。レギンスはズボンとは見なしません」と記されている。そこには、ミニのワンピースに半袖半ズボン、タンクトップといった肌があらわになっている服装の絵にバツ印が表示されている。レギンスは脚を覆うものの、お尻や脚の形がハッキリ分かるため好ましくないようだ。

卑猥な言動には6カ月以下の禁固刑!
そして服装だけではなく、卑猥な発言や猥せつな行為に対しては、「カタールの刑法第290条に基づき、6カ月以下の禁固刑と3000リヤル(約8万円)の罰金が科せられる」との注意書きもパンフレットに付け加えられている。このほか “公共の場での愛情表現は禁止、個人的に知らない人の写真を勝手に撮らないように” との注意も促している。

海外ネットユーザーの反応は!?
彼らが掲げる「カタール滞在中は、あなたも私達の仲間です。我が国の文化と価値観を守るよう協力してください」というモットーはもっともなものに思われるが、海外ネットユーザーの反応は微妙である。そのいくつかを紹介しよう。
「もしイギリスでこんなキャンペーンをしたら、人種差別主義者って呼ばれるね。宗教や文化に関係なく、基本的人権はどこでも受け入れられるべきじゃないか?」
「ピチピチのレギンスを履きながら、“男がお尻ばかり見る!” と文句を言ってる女性の後ろを歩かずに済むから、イギリスでも実施してほしい」
「カタールで開催されるW杯はつまらなさそう……」
「訪問国の文化を尊重するのは当たり前だと思う」
かなり意見が真っ二つに分かれているようである。

“郷に入ったら郷に従え” と言いたいところだが、つい興奮して少し過激な言動に走ってしまうのも試合観戦の醍醐味なので、サッカーファンとしては複雑な心境になるのかもしれない。
by saitoru1960 | 2014-06-20 05:04 | いろいろ

心動かされたことを忘れぬように


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