夕陽を追いかけて

財津が30歳の時に作った歌。
30の自分は父や母にこのようなことばで感じることはなかった。
そう考えると改めて財津のすごさを感じる。
57の自分は通勤ランの間、何度も繰り返し聴き続けた。
父が小言の一つも言わなくなるのは、何才ぐらいになるのだろう。
思い出すことができないまま、自分の今を考えてしまう。
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「夕陽を追いかけて」

作曲:財津和夫  作詞:財津和夫

しばらくぶりのふるさとは
大きな街に 姿をかえていた
だらだをゆすって 走ってた
路面電車は 今はもういない

悲しみこらえ たたずんで
好きだった人 ながく見送った
後姿に 似合ってた
あの海辺のみち いまは車の道

でも海は まだ生きていた
いつも勇気を くれた海だった
空の星は 昔のまま
指先に ふれるほど近くに

いつからだろう 父は小言の
たったひとつも やめてしまっていた
いつからだろう 母が唇に
さす紅を やめてしまったのは

長生きしてねの 一言さえも
てれくさく言えず 明日は出てゆく日
もどっちゃだめと 自分に言った
切り捨てたはずの ふるさとだから

都会に海が 見えないから
人は僕を 笑いものにする
都会の星は とても遠いから
人は僕を 夢みるバカという

いつだって 真剣に
僕は生きて きたはずだけど
でもいつも そこには
孤独だけが 残されていた

沈み夕陽は 止められないけど
それでも僕は 追いかけてゆく
沈む夕陽を 追いかけて
死ぬまで 僕は追いかけてゆく

追いかけて 追いかけて
死ぬまで 僕は追いかけてゆく
追いかけて 追いかけて
死ぬまで 僕は追いかけてゆく



by saitoru1960 | 2017-07-20 18:24 |

心動かされたことを忘れぬように


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