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父はいつか娘にフラれる。
いっしょにお風呂に入れなくなるんだ。

 それは「失恋」に似ています。
 突然の、かなしい拒絶です。
 かれこれ十年近く、ずっとなかよくやってきたのに。
惜しみなく愛を注ぎ、ゆびきりげんまん約束を守り、話はなんでも聞いてきたのに。
 
 彼女がそれを言い出すのは、突然のこと。
 「わたし、もうお父さんとはお風呂に入りたくない」
 その宣言があったら最後、あなたはどんな抵抗もできません。ただ、あきらめて引き下がるほかはないのです。
 経験者の証言を集めてみると、やはりそうとうショックだった様子。
 「その日は早く寝た」とか「ひとりでお酒を飲んだ」。「泣いた」と証言するお父さんもいます。
 
 拒否を受けた理由は「もうレディだから」「ともだちに笑われるから」。その宣言は直接父親に向けられるより、母親を通じてそっと伝えられる場合が多いようです。それもまた、辛い話しではありますが。
 
 いっしょに歌って、いっしょに笑って、いっしょに数をかぞえた、その幸せなお風呂も、いつか思い出になってしまう。けれど、その思い出はたからもの。経験者は口を揃えていいます。
 「たくさん、入っておいた方がいいと思う。入ってくれるうちに。」
 家族でいっしょにお風呂に入る。それは素晴らしい日本の文化だと思います。歌や遊びのエンターテインメントもあり、九九などの学び場にもなる。それ以上に、親子にとってアツアツのコミュニケーションの場であるのはいうまでもありません。

 もともと、からだのクリーニング以上のいろんな意味をもつ日本のお風呂。ほっとリラックスする時間と空間。血行を良くして、疲労回復、健康にもいい。
 
 発売以来75年、お風呂大好きの日本人に愛されてきた、ツムラの「バスクリン」。そのお湯の色と香りに触れると、たくさんの思い出がよみがえることでしょう。それは、日本の家族の、ぬくもりと匂いそのもの、じゃないかな。

 今夜も、バスクリンを入れて、 「いっしょに入ろう」といってみてください。「はーい」と明るく返事がかえるなら。それはまぎれもなく、いま限りの、天使のお返事なんですよ。
by saitoru1960 | 2005-11-30 17:48 | 家族

初アイスホッケー

26日に初めてアイスホッケーのゲームを観にいった。
日本、韓国、中国でアジアリーグというのを作り9チームが参加。
1位ノルディックバイキングス(中国)対5位日光神戸アイスバックスという対戦。
中国チームなのにほとんどノルウェー人というのはおいておいて、生で見たアイスホッケーは実に激しく面白かった。
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途中でスティクが折れても試合は止まらず、ヘルメットが外れた状態で続ければそれで退場となったりする。
選手の交代は自由で、入ってくるタイミングの難しさも、あたったメンバーとの相性なんていうのもあったりしそうだった。
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息子を連れて行ったのだけれど、予想通りじっとおとなしく見ていることはできず、ロビーにあった懐かしのホッケーゲームでずっと遊んでいて、「僕は見てるよりするほうが好きやねん」といっていた。
おもしろい。
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by saitoru1960 | 2005-11-28 17:45 | 家族

そろばん

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ひょんなことから息子がそろばんを習い始めた。
たまたま先週末実家に行ったとき、そこにあったそろばんで遊び始め、一人コツコツと、「1,2,3,4、・・」と玉を動かし、帰りには「おばあちゃん、もって帰ってもいい?」とたずねる始末。
家に帰っても寝るまでに続けて、「2341まできた」と遊んでいた。
翌日、妻が同じマンションの4年生の息子を持つ人と話しをすると、息子にそろばんを習わせたくて、明日隣のマンションでやっている珠算教室を見に行くと聞いてきた。
「行ってみる?」と息子に聞くと、「行ってみる」ということになり、火曜日の夕方見に行き帰ってくると、「おもしろそうやった」
とんとんと話は進み、昨日1回目の稽古に行ってきました。
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いつまで続くかはわからないけれど、どこで何に興味を持つようになるか分からないものですね。
by saitoru1960 | 2005-11-19 17:43 | 家族

初めての表彰状

5年生の娘が初めて表彰状をもらった。
よい歯の表彰で学校代表になったのだ。本当ならば、5日に会場で表彰してもらうところがピアノの練習で出席できず、月曜日学校の全校朝会で表彰してもらったということだ。
記念品はボックス型のガムが2つと1000円分の図書券。
きちんと筒に入れられ家に持って帰ってきた。
大勢の人の前で表彰してもらうのはなにか自信を持つきっかけになるはずだ。
by saitoru1960 | 2005-11-15 17:42 | 家族

届かない手紙

セミも鳴き始め、夏の日差しが照り付け始めた頃、川田敦夫はスリランカのポロンナルワという町の青少年センターで家畜の飼育方法を教えるため成田空港から旅立った。

一方、橘真子はマレーシアのクアラトレンガヌにある高校で、第2外国語として日本語を学ぶ生徒達に教えるため、その3日後彼のあとを追うように成田を発った。

二人は共に時期を同じくして青年海外協力隊に参加し、長野県駒ヶ根市にある訓練所にて派遣前の3ヶ月間合宿生活をする中で知り合い、次第にそして急激に互いが大切な存在となり、これから2年間会うことのできない別れの日を迎えたのであった。

敦夫は大学を卒業してすぐに協力隊に参加し、実家は農家の長男。真子は二人姉妹の長女で高校の国語教師を休職して参加。真子の方が4つ年上だった。

訓練所では語学訓練を中心に、任地で異文化に適応し自主的に活動できるようになるため様々なプログラムが組まれていた。いろんな動機で集まってきた人達は「好きなことはとことんやる」という、本来誰しも持っている正直な部分をあからさまに見せて活動するため、短期間のうちに旧知のような親友や恋人たちが生まれていった。

敦夫は高校時代、海外で農業技術援助活動をしてきた協力隊OBの話を学校で聞いてから、いつかは自分も、と考え始め、大学卒業後迷わず参加した。農業と畜産業を営む父と母は「俺達はまだ元気だから、気にせず行って来い」と言って送り出してくれた。

真子は少々荒れた高校での勤務に疲れていた。大学卒業してすぐ勤めた学校で、それまで描いていた高校教師像とはかけ離れている今の自分に失望しかけ、以前少しだけ興味を持った海外での日本語教師の道に転機を求めるような形で参加してきていた。岩手の男と愛知の女が出会ったのは全くの偶然だったが、必然であったのかもしれなかった。

2年後の約束はしていなかった。

時間差のある手紙が何通も何通もインド洋を越えてスリランカとマレーシアそれぞれの手元に届いた。手紙には1から順番に番号が書いてあった。時々届かない番号もあったけれど、ひとつひとつの手紙に番号をつけることで、2年の間、確かにその日が存在し、その時考えたことを敦夫は真子に、真子は敦夫に伝えられると考え、二人は手紙の中で会話をし続けていった。

国際電話は1ヶ月に1度だけと決めていた。手紙であらかじめ日時を連絡し、敦夫が真子の学校に電話をかけ、

「アダカ、マコ?(真子いますか)」

と真子から教わった簡単なマレーシア語で事務員に話す。

「アダ(いるよ)」

と返答があったあと、そこに待機していた真子が出て、短いけれど時間差のない二人の瞬間を大切に愛おしんだ。

「正月の元旦午前8時、学校に電話するから」と敦夫が真子への手紙にそう書いたのは、任地での最後の年末を迎えた頃であった。

マレーシアとスリランカの時差は2時間。敦夫は元旦午前6時、仏教国からイスラム教国への国際電話のボタンを、次第に自分の拍動がいつも以上に高まっていくのを感じながら押していた。ドキドキしながら聞いている電話がつながるまでの時間がいつも以上に長く感じた。

「ハロー。アダカ、マコ」、「あっ、わたし」

真子だった。新年のあいさつを互いに短く交わした後、敦夫は少しだけ間をおいて小さく息を吸い込み、意を決して話し始めた。

「帰ったら結婚してくれないか」、

「・・・・・・・・・」

受話器から、ザーという機械的な音がずっと聞こえ続けていた。
by saitoru1960 | 2005-11-14 16:12 | 協力隊

ドリームデイ

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ユニバ記念競技場開設20年と震災10年をうたって、「トラック&フィールド:ドリームデイ」と銘打った行事がユニバであった。
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アスレティックチーム昭和30年会というのが主催の中にあり、原田康弘(日体大)、成田道彦(法政大)、石塚浩(筑波大)、植田恭史(東海大)、越川一紀(順天堂大)、栗山佳也(筑波大)、小山裕三(日大)といった自分が大学に入る頃すでにインカレや日本選手権で活躍していた人達が名を連ねていた。
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懐かしくて、娘の名前で相談もせずに申し込んで、当たりの連絡が来てから、いく?と聞いて連れて行った。
選手でも、朝原、小島夫婦、為末、花岡という一線級が参加しなかなかのものであった。
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by saitoru1960 | 2005-11-13 17:39 | 家族

ハッピーセット

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バズライトイヤーのおもちゃがつくからというので、久しぶりにお昼をマクドナルドで食べた。
前々からおもちゃのビニールには東南アジア各国の文字で注意書きがしてあり、日本で一番子供向けに国際理解教育のきっかけを与えているものかもしれない。
自分でマレー語を勉強し始めてから初めてあの袋を見ると、あらためてマクドナルドの東南アジア戦略のようなものを感じてしまう。
Made in Chinaではあるけれど作った場所の住所は香港。
注意書きは上から、英語、中国語、日本語、インドネシア語、マレーシア語、ハングル、タイ語、そしてアラビア語と8ヶ国語で書かれてある。
そこで気になったのが、インドネシア語とマレーシア語の違い。
妻に聞いてみても「きっと下のほうがマレー語だと思うけど」と確固たる理由がなく、自分で読んでみても、知らない単語がどっちにもある。
家に帰って調べると、持っている参考書に載っている単語が下のほうが多いので「やはりこっちがマレーシア語かな」と思ってみている。

南アジアでもハッピーセットなるものがあったら、どのような文字で書かれてあるのか気になるところである。
by saitoru1960 | 2005-11-07 17:38 | アジア

歯科治療

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昨日、息子が歯医者に行ってまた下の乳歯を抜いてきた。
「隣の永久歯の根っこがうまく伸びていないのはこの乳歯の根っこと引っ付いていて邪魔をしているからです」
「下手すると乳歯の根っこが永久歯の根っこを吸収してしまうこともありえますので抜いた方がいいでしょう」
と、説明を受け、そうなれば「いやです」ということもできず、「お願いします」となってしまう。
昔のことで言えば、きっとここまで調べることもなくほっておかれ、歯並びが悪くなっておしまい、といった事例なのかもしれない。
歯並びは良くなりきれいになることは間違いないのだとは思うけれど、なんだかやはり考えてしまう。
「骨折はちゃんと整復したらあとは本人が動かさんようにしたらギプスまかんでも引っ付いていくもんや。人間の持っている力はすごいんやで」と高校時代通った佐藤整形外科の石野先生が話してくれたことを思い出す。
痛くも、虫歯でもなかったかわいい乳歯の根っこがこんなにもきちんと伸びているのに、「もったいない」と思ってしまう。
by saitoru1960 | 2005-11-03 17:36 | ひとりごと
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日曜日は、しあわせの村で朝ごはんを食べてから父母娘だけがユニバ競技場へ。
娘にしては珍しく「陸上大会に出る」と学校で申し込み、リレーの2走でエントリー。
初めての競技場、たくさんの応援の中、危うくオーバーゾーンをしそうになりましたが、練習の記録1分13秒が1分6秒まで短縮しました。
「来年はソフトボール投げにも出よかな」と娘。
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by saitoru1960 | 2005-11-01 17:33 | 家族

ハロウインキャンプ

10月29,30日しあわせの村でキャンプをしました。
6家族にゲスト1名(26回生のたか○さん)が加わり、28名ほどの大人と子供が集い、チゲ鍋&ちゃんこ鍋の夕飯を楽しみました。
初めての試みでハロウインが近いからと、子ども達は事前に仮装の準備をしてきました。
娘はカップヌードルの容器で牙を作り、大きい黒ビニール袋をマントにしてドラキュラ。
息子はその黒ビニール袋と母親が黒い布を頭用にと縫ってくれた布に黄色の蛍光塗料でガイコツを書きました。
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それぞれの子供がいろいろ作ってきたりしていて楽しい宴でした。
翌日は白川に化石取りに。
大人も真剣に探しながら、「そこで取ったら上の地面が落ちてくるからとらんといて」と地主さんに言われてお終いにしました。
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by saitoru1960 | 2005-11-01 17:31 | 仲間

心動かされたことを忘れぬように


by saitoru1960