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少年の夏

f0013998_2044306.jpg岳が小学校5,6年の頃の夏の話。
とったん、みったん双子の仲間と野田さんとのはじめてのカヌーの川旅は、冒険だったに違いない。
「冒険」という言葉は小学生にとって、魅力的で、心躍るもの。
川の上流から見たことのない海を目指して進んでいく旅は、そう簡単にできるものではない。
古本屋で一冊105円コーナーの中に「少年の夏」を見つけたとき、いよいよ光がこの旅の主人公たちと同じ年齢になることに気づき、家の本棚に単行本があったかもしれないにもかかわらず、手に取った。写真は佐藤秀明さん。
20年以上前、椎名ー野田ラインからカヌーでの川旅の魅力を教わった身にとって、来年いよいよ小学校最後の夏を迎える光に、なにかプレゼントができないかな、と真剣に考えるきっかけになった。
でも、自分が年をとり椎名も年をとるように、この少年たちももう37歳になっていると思うと、時間はまさに光陰矢のごとし。できるときにやらないといけない、と再確認してしまう。
by saitoru1960 | 2008-06-30 20:44 | 物語

「善きサマリア人法」

「10秒で読む日経」というものから、気になった記事。

●救急病院の当直の医師や看護師らが患者や家族から暴力行為を受ける
ケースが相次いでいるとして、千葉県医師会が県警に加害者の逮捕等
厳正な対応を求める異例の要請をしていることが27日、わかった。
市原市医師会によると、4月のケースは37歳の女性が来院。医師が
鼻骨骨折と診断し鼻が曲がる恐れがあると説明したところ、付き添いの
男性が突然、医師の顔を殴ったり腹をけったりした。
通報で警察官が駆け付け、騒ぎは収まった。しかし、警察官は「逮捕す
るなら被害届と4~5時間程度の事情聴取が必要」と説明。
昨年6月にも、腰痛を訴えて午前1時ごろに救急車で運ばれた男性が、
「入院の必要はない」と説明した医師に対し、「入院させろ」と暴行。
警察官も来たが、「精神障害があり、逮捕できない」と説明を受けた。
医師は首などに6週間のけがを負った。
読売新聞 6月28日 

●航空機内で心肺停止した男性に蘇生措置をして助けた女性が、やじ馬状
態のほかの乗客に写真を撮影され、恐怖心などからPTSDになった。
女性は会社員。救急法の指導員資格があり、機内で倒れた男性に独りで
人工呼吸や心臓マッサージをした。男性は呼吸が戻り、規則的な心拍も
回復して命を取り留めた。
この間、多くの中高年の日本人男性乗客らが「テレビと同じ」「やめた
ら死ぬんでしょ」と携帯やビデオで撮影。女性は中年男性が集まる場所
で過呼吸症状が出るように。カメラのシャッター音が怖く携帯のカメラ
も使えなくなった。
産経新聞 6月25日 
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佐々木の視点・考え方
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      
★日本は「善きサマリア人の法」が無い世界でも珍しい国だ。

急病人など窮地の人を救うために善意で、良識的かつ誠実にその人に
できることをしたが、運悪く救済に失敗したならば、その失敗結果に
対して刑事罰や損害賠償の責任を問われるのが日本の現状。

昨今のマスメディアのヒステリックな医師糾弾報道により、善意の医療
行為への刑事罰付与が相次ぎ、救急医療や産科、小児科、外科医療の
崩壊が進んでいる。

だから、現状把握できている関係者は救急医療から我が身を遠ざける
のが常識的対応なのだ。

それでも、突発的に医療が必要になった人に対して救急医療を行う人も
少なくないが、そうした奇特な人に対して物理的や精神的暴力行為を
与える日本人も多くなっていることを上記の記事は伝える。
警察が順法任務をしないのはもってのほか。

彼らの行動や、メディアの医療糾弾報道、善きサマリア人法の立法の
懈怠の3つが組み合わされて、私達日本人は、もし急病や事故にあった
場合、そのまま治療されずに死ぬ道を選んでいる。
by saitoru1960 | 2008-06-30 08:22 | ドキリとしたこと

通勤ラン

ガソリンも値上がりするし、ということも手伝って、今週は家から駅まで徒歩、電車で4つ駅を乗り、駅から学校まで約2kmのジョグという通勤を続けた。
行きは最後の坂がきついので残り400mほど歩くけれど、帰りはそこを最初から下って駅まで走る。行きが11分、帰りが13分のジョグになる。
それでも、なんだか毎日走らないといけない状態になってしまうと、それはそれでいいもので、体重が一気に落ちてくる。
たった一日5km弱のジョグでも続けられるということはいいことだ。
そのうえ、最近は土日のどっちかで10kmほどを一度走ることもできているので、少しずつ継続性ができてきている。
来年3月の東京マラソンは抽選でどうなるかわからないけれど、当たったときにそこからの準備ではなく、今からの準備で走ることができたら、また違ったものになるに違いない。
右の足首のゆるさは仕方がないとして、左のふくらはぎはなんとか痛みも出てこないのでこのまま夏に突入できれば、充実した夏になる気がする。

昨日の日本選手権、渋井、赤羽、福士の10000mはいいレースだった。
「春に、競り合いで外国人選手に負けたので、上り坂のダッシュを何回も練習しました」という渋井のコメントに、今日は10km最後の上り坂100mくらいをダッシュで締めくくった。

今週のジョグ:35km
by saitoru1960 | 2008-06-28 12:10 | スポーツ

中田の旅、読後

「nakata.net 06-08 The journey」を、とりあえず読み終えた。
ほとんど飛ばし読みに近く、お目当ての沢木耕太郎との対談も魅力的ではなかった。
人間としての価値観の違いが大きく、その分近づきたい、もっと知りたいというような魅力を感じられなかった。


沢木耕太郎との対談も、別に沢木耕太郎でなくてもよかった気がする。
沢木耕太郎の旅と、中田の旅は似て非なるもの。
「その街を本当に知るには、街を歩かないとわからない」と、中田は書いているのだけれど、「どこの町でも、そこに友達がいると考えると、考えることは変化してくる」と、書いてはいるけれど、なんだか、しっくりこない部分がある。


多分、「金」にまつわる部分があるのかもしれない。
世界各地に飛び回り、見つけた店を紹介し、見つけたホテルを紹介する。
友達に会うためにフランスに飛び、結婚式に出るためにブラジルにむかう。
日本に帰国したときも、自分の家はホテル。
「根無し草ではない。自分は地球に住んでいる」という中田。


確かに沢木のかつての旅も金には最終的な部分で困っていなかった。
しかし、金に糸目をつけず旅する中田の旅とは明らかに違い、自分の嗜好からすると、中田の旅には魅力を感じない。


「知らないことを知ること」
旅をして、そう感じることができた、と中田。
中田の文章を読み、中田の知らなかった部分を知ることができたことが、自分にはよかったのかもしれない。
テレビの映像だけでは伝わってこない、中田の見えない部分を垣間見ることができた。
ただし、もうそんなに期待はしないだろうな。

by saitoru1960 | 2008-06-22 11:25 | 物語

事件の捉え方

YOMIURI ONLINEに以下のような記事が載っていた。
秋葉原での無差別殺人の事件についてである。
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【アキバ惨劇】(上)サミット前 治安揺らぐ

 「私が日本にいた時には考えられなかったこと」。1988~92年に日本に滞在したアルジュン・アスラニ元駐日インド大使(74)に事件の感想を聞くと、そう言って絶句した。

 パソコンや電化製品を買いたいので秋葉原に案内してほしい――。大使時代、自国の閣僚や有力者が来日する度にそう頼まれた。だから事件を最初に聞いた時には「訪問中の外国要人が犠牲になっていないかとまず気になった」と語る。

 大使在任当時、既に世界最大級の電器店街として国外に名の通っていた秋葉原は、いまや国際的な観光スポットとしても知られる「世界のアキバ」だ。海外メディアが一斉に事件をトップ級で報じたのは、この街の知名度によるところが大きい。スペイン国営EFE通信(電子版)は、「東京で最も有名な地域の一つ」と説明している。

 一方で目に付くのが、今回の事件を日本の治安悪化の象徴ととらえている点だ。「治安のいい日本というイメージは間違いなく損なわれる」。9日付の香港紙・明報はそう伝えた。

 現代日本の象徴的な場所をターゲットにした無差別殺人を許し、17人もの死傷者を出したことで、治安当局の国際的信用が低下したことは否めない。8日夕、矢代隆義・警視総監が、捜査本部の置かれた万世橋署を訪れた。事件発生日に総監が自ら所轄署に足を運ぶという極めて異例の事態に、警察が受けたショックの大きさがうかがえる。

 とりわけ北海道・洞爺湖サミットを前にテロ対策に神経をとがらせる幹部の表情は険しい。「こんな事件が現実に起こるんだ、ということを思い知らされた」

 かつて要人や国家権力の中枢機関を標的にしてきた国際テロ組織は近年、不特定多数が集う繁華街や観光施設などを狙う傾向を強めている。警察当局は「比較的守りの弱い場所での無差別テロで、国家的混乱を引き起こそうとしている」と分析。そうした場所を「ソフトターゲット」と呼び、首都・東京では秋葉原もサミット期間中の重点警戒対象と位置づけている。

 国際テロでは爆弾を積んだトラックが突入する手口も多い。テロではなかったとはいえ、携帯サイトでの犯行予告もありながら犯人の暴走を最後まで阻止できなかったことで、警備上の弱点が露呈したと指摘する声もある。世界の首脳が来日するサミット開催中、北海道に大量の警察官を派遣することになる警視庁。この間の首都の警備について、ある幹部は「再検討が必要かもしれない」と話す。

 サミット開幕まで1か月を切り、緊張が高まる中で起きた事件は、警察当局に大きな課題を突き付けた。
(2008年6月10日 読売新聞)
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携帯電話で個人の場所の特定、電話・メールの盗聴、街中の監視カメラ。
ボーンアイデンティティー(映画)や、ゴールデンスランバー(小説)の中ですでに近未来の出来事として、描かれていることだけれど、まさに、犯罪阻止のために、という大義名分はたつ。

でも、それでいいのだろうか、と、どこか考えてしまう自分がいる。
by saitoru1960 | 2008-06-13 05:26 | ドキリとしたこと

中田の旅

6月2日、『僕が見た、この地球」という中田英寿の2年間の旅を番組にしているのを見た。
数え切れないほどの国を訪ね、中田はいろんな科白をはいていた。
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貧しいからかわいそう、というスタンスでなく、
「でも、みんな逞しく、笑って、元気に生きているんだ」
というあたりに落ち着いているので、見ていても嫌な気にはならなかった。

ルワンダでは「ホテル ルワンダ」のホテルの庭で、ツチ族とフツ族の夫婦にインタビューをしていた。
シビアな質問のあと、その夫婦に
「娘さんがいるそうですが、これをプレゼントします」
とサッカーボールをあげると、その夫婦が庭でボールを蹴りはじめる。
ついて来ていた仲間たちも一緒になり、大きな声で笑いながらサッカーをし始める。
もちろん、中田も加わる。
「サッカーは世界の言葉」とはよく言ったものだ。

「nakata.net 06-08 The journey」という一冊を購入した。
本日、届いたばかりで読むのを楽しみにしている。
中に、中田英寿×沢木耕太郎という、「いかにも」という対談が載っている。
でも、この対談が読みたくて購入したのだ。
どれだけ混ざることができるのかは、わからないけれど。
by saitoru1960 | 2008-06-10 21:47 | スポーツ

普段ばき

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マリンピアのadidasで見つけた普段履き。
インナーを取ると踵のあたりから土踏まずの辺りまでスカスカしているもの。
歩けて(メイン)、走れる(サブ)シューズとしてはまずまずかな。
走り心地を早く試したい気分です。
ずっと探していたのだけれど、ようやく見つかりました。
by saitoru1960 | 2008-06-08 21:35 | スポーツ

復調の兆し

試合や雨なども手伝い、走らない日々が2週間ほど続いたので、左ふくらはぎの痛みは歩くだけであれば気にならなくなってきていた。
右の足首はあまり変化はなく、以前の状態にはなかなか戻ってくれないが、痛みの程度はましにはなってきている。
iPodシャッフルは、ボタンだけのシンプルなものだけれど、ジョッギングにはもってこいの一品。
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それまでは、MDを手に持って走っていたので、帽子のアジャスタに挟んで手ぶらで走れるのはうれしい限り。
最近、デジタル音源で昔の曲もダウンロードできるので、チューリップやたくろう、風、ユーミンなどの曲も混ぜながら、子供たちが聴いている最近のものなどを中心に、時々口ずさんで走っている。

脚の具合がまあまあだったので、今朝は久しぶりに60分のjog。
ふくらはぎは何事もなく、右の足首も走り出しこそ動きにくかったけれど、走っていくにつれ違和感もなくなり、久しぶりに気持ちよく走れた。
帰ってから、ヒールレイズと腹筋、背筋もちょっとだけして終了。
でも、明らかに自分の脚はしぼんできているのがわかる。
by saitoru1960 | 2008-06-08 10:00 | スポーツ

心動かされたことを忘れぬように


by saitoru1960
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