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雨の全日本女子ハーフ

なんと、野口みずきが走った。
故障してまだ練習は再開していないという報道しか伝わっていなかっただけに、「野口が走っとうみたいやで」という河野先生の言葉に、えーっ、となった。
去年のこの大会でも10kmを走っていたけれど、そのときよりは少しふっくらした感じだった。
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マーラヤマウチは流暢な日本語でインタビューに答え、来年のベルリンマラソンに英国代表で出場するような話をしていた。
先週東京国際を走ったばかりで、40分を越えるゆっくりしたスピードでゴールした。
出場することをだいぶ以前から決めていたのかと思うと、このレベルの人たちは毎月こんな風に時間を過ごし、一般人に夢を与える「仕事」をしているのだな、とも感じた。
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by saitoru1960 | 2008-11-24 16:52 | ランニング

21kmと「その日のまえに」

明日ハーフを走る妻は、すでに21km走を2回も走っていて、自分はここにきて距離は増えても細切れにしか走れていなかったため、ひとつきぶりくらいにハーフを走っておこうと7時半頃から走り出した。
家から垂水ー須磨ー湊川というコースで21kmを1時間51分もかかり、荷物を背負っての走りなのでまあ仕方ないか、と慰め、来月の三田ハーフで去年の1時間46分を超えることはできるだろうかと考えた。
残り5kmくらいで左足首が痛んでくるのが気になる。
ひょっとしてスカイセンサーのソールがやはりゆがんでいるのが影響しているのか、とも考えてしまった。
とりあえず、三田でいいシューズがあったらやはり購入しておこうと思う。

10時から、「その日のまえに」の上映だったため、急いで地下鉄のWCで着替え、サンプラザに行く。
今週で上映は終わり、毎日1回だけしか上映しないため、混んでいるかなと思っていたけれど、ガラガラだった。
去年、原作を読んだとき、何度も、「もし・・」、と考えながら、いろんなところで涙がこぼれた作品。
リビング、電車の中、学校、読んだ場所で周りに人がいるにもかかわらず、涙が溢れ出してくる作品だった。
大林宣彦が監督で、と知ったときから、これは是が非でも観なくてはと、考えギリギリ観ることができた。

原作を読んでから作品を観てもOKのいい出来だった。
さすが、大林宣彦といえる映画だった。

映画は芸術作品なんだと改めて感じることができた。

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by saitoru1960 | 2008-11-23 15:03 | 休日

風のガーデン

倉本聰が富良野を舞台にかいた「風のガーデン」
「北の国から」、「優しい時間」、と続く富良野3部作、というような形で書かれていることもある。

また、倉本聰自身が今のテレビドラマに辟易して、テレビドラマはこれを最後にする、という記事が以前夕刊に載っていたりして、「優しい時間」以来で毎週見続けている。

昨夜は全10話のうちの第7話。(←視聴可)

在宅医療医師・緒形拳が、自宅で今まさに亡くなろうとしている患者さんを看ている家族にむかって
「今、旅立っていかれるところです。○○くん、○○ちゃん、おじいちゃんの手を握ってあげなさい」

静かな時間が流れ(名前も知らない俳優さんだけれど、静かに死しにゆく瞬間を見事に演じていた)、眼球反応をペンライトで確認した後、家族にむかって、

「いやあ、みなさん。本当によくなさいましたね」と告げる緒形拳。

すると、枕元に座っていた年老いた妻は、
「あんた、最後までよくがんばったね」と、
静かに音のない小さな拍手を、ゆっくり指先をあわせるように旅立った夫に送ったのだった。

隣で見ていたわかばの口から、ポツリ「いいなあ」という言葉が出た。

映画やドラマでいろいろな数え切れない人の死に際を見たけれど、こんな風に死を迎えることもできるんだな、と改めて倉本聰の脚本にうなってしまった。

音のない妻の拍手は、長かった看護の時間と、夫の戦い続けた時間の長さを感じさせる見事なものだった。

来週の予告編では、緒形拳が貞美のキャンピングカーを覗くシーンがチラッと出た。
もう亡くなってしまった緒形拳だけに、息子の死を周りの状況から感じ取ってしまうシーンに、1秒にも満たない映像だったけれど、次回の緒形拳演ずる父親の心の中を考えてしまった。

残り3話。終わってしまうのが残念なドラマである。


by saitoru1960 | 2008-11-21 05:25 | 物語

きんぽとん童子

神戸に長い間住みながら須磨寺には今まで一度も行ったことがなかった。
新聞に載っていた「須磨かるた大会」というのにつられ行ってみると、なんともまあいろんな物や人たちが奉られている、ありがたみがありそうでなさそうな由緒あふれるお寺だった。
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小さい子供もがんばって札を取っていました。
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百人一首の作者、平家物語の登場人物をはじめ、光源氏などもすべて石で作られています。はたまた、その人形が機械仕掛けで動いたりもするのです。以前は、なんだか怪しげな小屋の中で石製からくり人形が動いていたということです。
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亀の上に乗るのはかまわないけれど、七福神の上に乗ってはバチがあたります。
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山電須磨寺駅は門前町の商店街が切れたところに突然現れるので、道からホームにそのまま入っていかないように、針地獄が用意されています。
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本殿に向かう階段前には合掌の手を携えた灯篭が鎮座しています。灯篭にもひとひねりしてあって、経典が回るのです。すべてにひとひねりがみられる恐るべし須磨寺でした。
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「きんぽとん童子
きん(金太郎のように健康で)
ぽ(浦島太郎のように夢をもって)
とん(敦盛のように心優しく音楽を愛してほしい)との願いをこめて子供を守ってくださる金浦敦童子です」
なんだか、無理があるような・・・。
by saitoru1960 | 2008-11-09 17:29 | 休日

2009・3・22

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一昨日、石井から「陸連登録者の枠っていうのがあって、去年は全員当選したみたいですよ」と電話で聞いていた。
「おいおい、そういうことは早く教えといてくれよ!」
と半分本気で怒っていた。
電話の後に、「ひょっとして、今回登録者で申し込んでなかったっけか」と、申し込んだメールを探し出してみてみると、きっちり「陸連登録者」として申し込んでいた。
「これは、本当に当るな!」
と、いいように思い込みながら今日のメールが届くのを待っていた。

6時間目が終わったところでメールチェック。
タイトルのところで、すでに「東京マラソン抽選結果(当選)のお知らせ」と見え、小さくガッツポーズを作った。

残り4ヶ月。楽しい時間を持てることになった。
by saitoru1960 | 2008-11-07 21:47 | ランニング

秋のGW

シーズンの節目と創立記念日などが重なり4連休となった。
光の音楽会、わかばの新人戦、と続き、昨日はUSJ、そして今日は北野にある謎のインド料理店に行ってきた。
USJは朝8時前に到着し前のほうにいたため、お目当ての初ジェットコースターにはすぐに乗ることができた。
走っている間の曲が選べるので光は定番のドリカムにし、自分はビートルズのゲットバックを選んだ。
なかなかの浮遊感で、いつものようにひとりでワアワア声を出しながら楽しんでいたが、光は声も出さずに楽しんでいたみたいだった。
「二度と乗りたくない」と友達は言っていたみたいだったけど、光は「面白かったから、そんなことはないよ」と言っていた。
その後、シングルライダーなどを乗りつないで、BACK to TheFuture以外はすべて制覇できた一日となった。
ジュラシックパークで変なマニアのおじさんがカッパを貸してくれたので濡れることもなかったし、以前から気にしていたパティオにあるお好み焼き「風月」をユニバーサルウォークで見つけたのでそこでお昼ご飯にブタ玉を食べることもできたので、光には文句なしの一日だったのではないかなと思った。
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GW最後の昼に行ったのは、北野にあるインド料理店「クスム」
以前、テレビの「ケンミンショー」を見ていたとき、普通のマンションの一室でやっているインド料理店と紹介されていたので気になっていたお店。
行ってみると、ほんとにマンションの一室で、知らないで入ってくる人は絶対いないと思われた。
入った途端懐かしい匂いが鼻につき、一気にモルディブに呼び戻されるような錯覚に陥るほどだった。
店番のおばさんは、やる気の見られない態度で接客し、お絞りをテーブルの上にポトリと落としたり、お皿をそれぞれに置かなかったりして、マリアンをちょと思い出させるようなところもあり、他の日本人の客がいなければ、マーレのシャレたホタアを少しだけ思い出させてくれる店だった。
ベジタリアン料理だけなのでカレー自体は辛いけれどあっさりしたもの。
米は長粒米でこれまた懐かしの匂いを漂わせ言うことなし。
小川君か浅川ジーが神戸に遊びにきたら、原田君も誘ってワイワイ言いながら手で食いまくりたい衝動にかられた。
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by saitoru1960 | 2008-11-04 17:58 | 休日

1回戦敗退

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神戸市の新人戦が始まり、終わった。
須磨区で優勝していたため、4つのシードの中に入っていたのだけれど、初戦で長坂に負けた。
上級生が順調に伸び、夏の総体でも市のベスト4に入っていたので、新チームになり須磨区で優勝したあと、自分達も普通にしていたら同じようになれるんだろうと、どこか思い過ごしをしている部分があったのかもしれない。
がむしゃらでひたむきに、自分たちの可能性を信じて、精一杯の練習を重ねるしかない。
「1回戦負け」からのスタート。
過ごし甲斐のある、楽しい時間が始まった。
by saitoru1960 | 2008-11-02 16:39 | スポーツ

フシギな涙

はなたにっこステージのちょうど真ん中あたりで、今年は先生方がフェアリーズの子供たちと一緒に「みんなのうた」のコーナーを演出してくれた。
曲はGREEEENの「キセキ」
歌詞がプログラムの裏に書いてあって、もらったときから歌詞を見ながら小さな声で歌っていた。

この夏、教え子が死んだ。
骨髄のガンで、骨髄移植も臍帯血移植も行ったけれど、10代の身体に発症したガン細胞の成長スピードは信じがたいもので、学校を休み始めてから3年ももたなかった。
葬儀に行くと、3つ上の姉が妹のこれまでの「軌跡」を模造紙にまとめたものが、闘病生活中の写真などともに式場の後ろに張ってあった。
本人の日記のコピーも同じように並び、いつまでも家族を思い、「奇跡」を信じた少女の心が綴られていた。
読経がはじまる前、会場に流れていた曲の1つが、GREEEENの「キセキ」だった。
テレビのドラマは観ていなかったけれど、それ以来、自分の中では、「キセキ」が特別な曲として心に残っていた。

ピアノではじまり、チェロの音も混ざり合いながらイントロがはじまった。
父兄がどのくらいの音量で歌い始めるか見当がつかなかったので、小さく歌い始めたけれど、子供たちの声やマイクで歌う教頭先生の声なども体育館に響き始めたため、普通の声で自分も歌い始めた。

~2人フザけあった帰り道 それも大切な僕らの日々
 「想いよ届け!!!」と伝えた時に 初めて見せた表情の君
 少し間が空いて 君がうなずいて 僕らの心 満たされていく愛で
 僕らまだ旅の途中で またこれから先も 何十年続いていけるような未来へ
 ・・・・

急に、歌詞とまったく関係もなく、目に涙があふれてきた。
歌いながら思い出していたわけでもない。
あまりにも突然、不意打ちをくらったように前が見えなくなりもう歌うことができなかった。
今までにもiPodで幾度となく聞いているが一度も涙が出てきたことはなかった。
まさに予想外の予期せぬ涙だった。

いつもならば、最後の6年生は歌ったあとに、今まで練習してきたことを、何人かの生徒が台詞で伝えエンディングとなっていた。その後、卒業式さながら、父兄の拍手に見送られて退場、というのがお決まりの終わり方だった。
それが今年、最後の最後まで6年生がステージの上で歌い、保護者を見送る、というものに変更された。

いつものエンディングの歌が終わった。
途中から涙を流しながら歌う子供を見ながら、目に涙があふれ始めた。
ステージに光がいるわけでもないのに、涙が次第にあふれてくる。
「これで本日は終了です。有難うございました。お気をつけてお帰りください。『みえない翼』という曲でお送りいたします」
とアナウンスが流れ、最後の歌を6年生が歌い始めた。
涙の女の子たちは涙顔のまま、一生懸命こぼれる涙をこらえている。
ますます、自分の平常が保てなくなり、指で何度も涙をふいた。
なんという感情が涙をこぼさせるのか、と考えはじめた。
「嬉しい」、「悲しい」、といった単純な感情ではない。
子供たちの今までの時間の「濃さ」がなにかを揺さぶるのか。
それも、なんだか違う。
家までの帰り道、ずっとそれを考えながら歩いてきたけれど答えは出なかった。

でも、決して流したくない涙ではなかった。


by saitoru1960 | 2008-11-01 13:10 | ドキリとしたこと

心動かされたことを忘れぬように


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